GarmentsTool

Blenderで服を作るアドオンGarment Tool

2020年8月10日 3D

MarvelousDesignerという服のアプリが高価なので、似た機能のBlenderのアドオンを使ってみた。
※Blender2.83
※GarmentTool1.2.2

Garment Tool

38と入力して「購入する」をクリックし決済すると、ダウンロードリンクが配布される。
アカウントがあるとライブラリページから再度ダウンロードできる。(アカウントがなく購入しても、購入完了ページでアカウント作成ボタンがあるので、そのタイミングに作成しても購入履歴が引き継ぐ)

型紙データから服の生地を作成

Blenderでペジェ曲線を使って生地を作るのも結構しんどいので、イラレからパスデータをインポートして手軽に生地を作成する。

PDF読み込み

A4サイズのPDFデータが8ページで構成されているので、すべて読み込む。

Tシャツ型紙 パスデータ作成
Tシャツ型紙 パスデータ作成

「後身頃」の半分の型紙、パスで作ったら、

Tシャツ型紙 パスデータ作成
Tシャツ型紙 パスデータ作成

複製し、選択状態でリフレクトツールで反転させる。

Tシャツ型紙 パスデータ作成
Tシャツ型紙 パスデータ作成

ピタっとくっつけて、パスファインダで「合体」を押して後身頃が完成。

袖もリフレクトツールで反転させて、型紙一式が完成。
文字を入れてもBlenderにインポートされないので大丈夫。

左袖の縫い合わせる箇所はこの3箇所。
本来は縫い合わせる辺の長さが同じになるのが望ましい。 

注意点は、縫い合わせる辺にポイントが混ざっているとBlenderのGarmentToolでうまく縫えない。
このポイントを消して修正。

「Ctrl」「Shift」「S」キーで別名保存、SVGで書き出し。
そのまま「OK」を押して書き出し。

Blenderに読み込み

Blender SVGインポート
Blender SVGインポート

インポートするとサイズが超小さかったりする。

Garment Tool

縫うための準備として生地の位置を決める。

縫う

GarmentToolがインストール済みであればツールシェルフの中のGarmentタブが表示されている。
「CreateGarment」をクリック。

「Edit Sewing (0)」をクリックすると上図。
縫い合わせる辺を設定していく。工程は
1、生地をクリック
2、縫う辺をクリック
3、次の生地をクリック
4、次の生地の縫う辺をクリック(クリックの前にホイールで縫う方向を変更)
※間違ったら「Esc」キー

GarmentsTool

まずは前身頃をクリック。

GarmentsTool

縫う辺あたりをクリック。

GarmentsTool

縫い合わせる生地をクリック。

GarmentsTool

縫い合わせる生地の縫う辺あたりをクリックし、前身頃と左袖前の縫い合わせ完了。
同じ要領で他もどんどん縫い合わせていき、終わったら「Enter」キーを押して編集終了。

シミュレーション

GarmentsTool
GarmentsTool

「Resolution」の値を適宜変更すると服の細かさに影響。
シミュレーションするために、「Generate Mesh」をクリックしてペジェ曲線をメッシュで出力できる。
ペジェ曲線と重なってるのでもやもやする、ペジェ曲線のレイヤーを非表示しておこう。

GarmentsTool

ちなみに上図の名前で出力される。

Clothシミュレーション

出力された「Cloth」レイヤーを選択し、PhysicsPropertiesタブをクリックすると、すでにClothシミュレーションが設定されている。

Clothシミュレーション
Clothシミュレーション
Clothシミュレーション
GarmentsTool

シミュレーションするにはタイムラインウィンドウを表示させないといけない。
画面の下部にマウスカーソルを当ててカーソルが変わったら右クリック。
「Horizontal Split」を選択すると画面分割ができる。

GarmentsTool
GarmentsTool

「EditorType」ボタンをクリック、「Timeline」クリックするとタイムラインを表示。

GarmentsTool
Clothシミュレーション

生地の衝突を設定するため、ボディを選択し「PhysicsPropertes」タブの「Collision」をクリックするとシミュレーションの際にボディを考慮して生地が縫い合わされる。

タイムラインの青いバー(時間軸)を動かすとシミュレーション開始。
ただいまの設定の状態だとうまく行かない。

Clothシミュレーション

「PhysicsPropertes」タブのClothの設定ウィンドウ内に、「MaxSewingForce」を増やしてもう一度シミュレーション。

こんどは縫われた。

微調整

GarmentsTool
GarmentsTool
GarmentsTool
GarmentsTool

肌と生地との隙間が空きすぎているときはボディの「Collisiton」の設定を見直してみる。
生地のClothの方にも「Collisiton」がある。

GarmentsTool
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しわしわなので、重量を増やしてシワを伸ばしてみる。
でも局所的にグチャっとなっている・・・

GarmentsTool
GarmentsTool

これでいいやって思ったら「Finalize Cloth」ボタンを押すと書き出せる。

あまりうまく行かなったので見直してみる。

GarmentsToolGarmentsTool

そもそも型紙の襟部分を見ると大きすぎるのに気づいた。
サイズが大きすぎたので調整。

着せるモデルを変更したり型紙調整したりしたらなんとか形になった?